HOME -> 診療科目 -> 脂肪腫

脂肪腫

形成外科にて治療を行っておりますので、
診察日の月曜日・水曜日・金曜日・土曜日にご来院下さい。

皮下にできる腫瘍で、脂肪組織からなっている良性腫瘍です。皮下腫瘍の中では、比較的よく日常診療で見かけられます。皮膚の表面から触れる腫瘤は、柔らかく、弾力性があり、表面はつるっとしていてソフトボールのような感じです。体のどこにでもできますが、特に背中、肩まわり、臀部などが多い傾向があります。徐々に大きくなり、放置しておくとバレーボール大になることもあります。小さいうちならば局所麻酔下の外来手術で摘出可能ですが、大きくなると入院で手術をするようになります。

脂肪腫の治療

小さいものは経過観察することも可能です。徐々に大きくなる場合や腫瘤が気になる方は自然消褪することは少ないので、手術で取り除きます。5㎝以内の小さいものであれば外来で局所麻酔による手術が可能です。5㎝以上の大きい場合や悪性の脂肪肉腫と鑑別できないものの場合は、大学病院などを紹介いたします。

脂肪腫の外科的治療(手術)

表面の皮膚を切開し、脂肪腫を切除します。脂肪腫が大きい場合や出血が多い際は電気メスで切除と止血を同時に行います。腫瘤を切除したのち、表面の皮膚を縫合します。また、傷口が深い場合には表面の皮膚を縫合する前に真皮組織を縫合してから表面の縫合をします。脂肪腫を切除した部分の皮下は空洞として残るので、内部に出血がたまることがあります。そのため、カーゼで圧迫止血を行います。
まれに脂肪腫と類似した悪性の腫瘍(脂肪肉腫)があるため、切除した腫瘤は病理検査をおこないます。

手術料金(保険診療)と注意事項
脂肪腫の切除
露出部の2cm未満 8,500円程度(手術料+病理検査料)
露出部の2cm以上4cm未満 15,000円程度(手術料+病理検査料)
露出部の4cm以上 17,000円程度(手術料+病理検査料)
露出部以外の3cm未満 7,000円程度(手術料+病理検査料)
露出部以外の3cm以上6cm未満 13,000円程度(手術料+病理検査料)
露出部以外の6cm以上 17,000円程度(手術料+病理検査料)

下記はおおよその手術料金です。3割負担の時の支払い額になります。

露出部は頭・顔・首・肘より末梢側・膝より下の部分です。

上記料金以外に別途、規定の初診料、再診料、処方料、薬剤料がかかります。

当日来院での手術はできません。術前に全身状態の評価、感染症のチェックのため採血検査が必要となります。(保険適応)

手術は予約制となります。初診日に診察の上、手術日を決定いたします。

保険点数の改定に伴い、料金がかわることもあります。

平日18:00以降、土曜日12:00以降の場合、夜間早朝休日加算が加算されます。

真皮縫合をした際は、真皮縫合加算(3割負担で1,500円程度)が加算されます。

Q&A よくある質問
手術は痛いですか?

局所麻酔(歯の治療の麻酔と同じもの)の時に痛みはありますが、手術中は痛みはほとんどありません。痛みがある際は、医師にお申し出ください。麻酔を追加いたします。

手術後は痛いですか?

当日、翌日程度までは痛みがありますが、小さい傷(1cm以下)の場合は、ほとんど痛みがない場合もあります。痛みに対しては痛み止めの内服薬を処方します。

入浴はできますか?

手術部位、傷の大きさにもよるので医師に確認をしてください。早ければシャワー程度ならば翌日には可能です。

抜糸までの期間は?

顔面で5-7日目、手のひら、足の裏では14日目、それ以外は7-10日程度です。

組織検査の結果はいつ頃にわかりますか?

1週間から10日後にでます。抜糸時に結果の説明をいたします。